
v12.5.0 リリースノート
リリースノートでは、Floorp の新機能についてお知らせします。
あなたのフィードバックを Floorp プロジェクトは歓迎します。バグ報告や新機能の提案は GitHub で行うことができ、このリリースで使用されている Floorp のソースコードを確認することもできます。
このリリースに貢献してくださったすべての開発者、ユーザー、そして貢献者の皆様に、心より感謝申し上げます。
⭐️ 新機能
Floorp の安定化を行うための施策の一環として、Floorp テスト(別名:プログレッシブロールアウト)を導入しました。
今後、Floorp に新機能が導入される・改善される場合は、Floorp テストを行い、安定しているかどうかの試験を行うようになります。
Floorp テストは、新しい機能や改善内容を一部のユーザーにだけ適用し、その効果や安定性を比較・検証する手法です。例えば、同じバージョンの Floorp を利用しているユーザーの中で、A グループには新機能を有効化し、B グループには従来通りの機能を提供します。その結果を比較することで、新機能がユーザー体験や安定性にどのような影響を与えるかを客観的に評価できます。
このようにして、Floorp はより品質の高いアップデートを提供できるようになります。
Floorp Hub の「更新と実験」ページ(about:hub#/about/updates)から、Floorp テストへの参加方針等を管理することができます。新機能の有効化によって問題が発生したと疑われる場合は、Floorp テストから除外することができます。その場合、Floorp 公式 X や GitHub、Discord などで問題を報告することができます。
なお、Floorp テストで導入された機能はいつ廃止・正式版としてリリースされるかは保証されません。

ワークスペース機能の改善
ワークスペースにコンテナが割り当てられている場合、コンテナの色をワークスペースの表示場所に表示するようになりました。

ワークスペースをドラッグ&ドロップで移動できるようになりました。
パネルサイドバーでワークスペースを管理している場合でも、同様にドラッグ&ドロップで移動できるようになります。

📜 Floorp テストによる新機能
- ワークスペースをアーカイブ・復元する機能を追加しました。
ワークスペースを右クリックし、「ワークスペースをアーカイブ」することで、ワークスペースをアーカイブすることができます。アーカイブされたワークスペースはプロファイルフォルダに保存され、アーカイブを実行したウインドウのタブのデータのみを保持します。

アーカイブされたワークスペースを復元するには、フォルダのアイコンをクリックし、保存されたワークスペースを選択することで復元することができます。

🔄 変更された
- プロファイルを初期化する機能、「Floorp をリフレッシュ」が、再度使えるようになりました。
- ワークスペース内のタブをすべて閉じたときの挙動を調整するために、「最後のワークスペースのタブを閉じたときに Floorp を終了する」オプションを追加しました。
⚠️ バグ修正
- Debian Linux に PPA 版 Floorp をインストールできない
- 新しいウインドウを開いたときのクラッシュの問題の低減
floorp.newtab.overrides.newtaburlが新しいタブページに適用されない問題の修正

